山形県ワイン酒造組合 理事長からのご挨拶  2012


新年あけましておめでとうございます。

本年も高品質かつ山形らしいワイン造りを組合あげて
進めてまいりますので一層のご愛飲をお願い申し上げます。


 現在、山形県内には11社のワイナリーがあり山梨県、長野県に次ぐワイン生産地であります。
そして首都圏やワインジャーナリストの間で品質の高さにおいて注目されている県です。

昨年7月には国産ワインコンクール「ジャパン・ワイン・コンペティション2011」が開催され、
県内ワイナリーから出品された
31点が入賞しました。本県からの部門最高賞数は山梨県の4点に次いで
多い
3点で、県別の入賞数では、開催県の山梨県(149点)、長野県(62点)に続いて3番目に多い結果となり、
コンクールが始まった
03年以降、部門最高賞数、入賞数ともに最高の結果を納めワイン産地としての
存在感を示すことができました。

 この高評価の要因はワイナリー各社の積み重ねてきた努力は当然のことながら、
その背景にはワイナリーの若手技術者同士の技術交流が大きく寄与しています。
若手葡萄酒技術交流会 通称:山形ヴィニョロンの会と名付けられた交流会は、
各社の中核をしめる若手技術者がそれぞれの会社としての垣根を越えてブドウの
栽培講習から製造技術研修、また出来上がったワインを的確に批評できるように
ワインの欠陥臭などの実践講習などによるワイン全般に関わる勉強とともに、
その過程においてワイナリー同士の交流を促し各社の情報の共有化することによって
県産ワインの品質向上につながっておりその結果が上記の入賞数の向上に形として
現れております。また県産ワインの認知度向上のために銀座の山形県のアンテナ
ショップにおいてワインの試飲即売会を開催したり、銀座サンダンデロでのメーカーズ
ディナーにより有識者を中心に情報発信を行ってきました。

ワインは本来その土地のブドウで作られるアルコール飲料として土地柄を表す地域文化の
一つであります。多く皆様に山形県産ワインを通して山形の豊かさを感じていただきたく願っております。

   
  山形県ワイン酒造組合 理事長 大沼 寿洋