スーパーにお買い物にいった時にお気づきのかたも多いかと思いますが、最近の食料品売り場は中国餃子の影響を受けて、特に食肉関係が大変なことになっています。まず、冷凍食品が全般的にまったく売れない。特に中国産のものが一部でも入っていると、まったく不良在庫になっています。これだけ消費者が敏感になっていると、冷凍食品販売業者は比較的極端な買い控えなどない業務用に主力を置くしかありません。次にじゃあ冷凍食品を使わないでなにでご飯を食べているかというと、国内産豚肉の相場がこの時期にしては大変な高騰になっております。鶏肉もかなり高騰しています。あの事件の原因が見つからない限り、やがて沈静化していくのを待つしかないと思います。思えば、食肉業界はO-157(忘れた方も多いかと・・・)から「狂牛病」・・そしてBSE アメリカのBSE 牛肉偽装 産地偽装 まず次々といろんな事件が起きては、日本全体が大きく揺れました。もっともっと上流にさかのぼると、もっと深刻な問題がおきています。家畜の餌となる最も主力のとうもろこしの価格が高騰し、生産の経営が非常に厳しくなっています。資源のない日本ですが、外国に翻弄される形は決していいものではありません。とにかく自分の食べるものは自分の国で。その元となるものも飼料も肥料も、できれば燃料もあまりにも外国に頼り過ぎている事態を少しでも改善していかないと、もうつくづくだめだなと思うこのごろです。
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